カテゴリ:Discover JAPAN( 15 )

おとなの林間学校 ~中秋の名月 お月見団子~

 お彼岸のご接待に忙しい家の人に替わって、ちょっと早めに中秋の名月、お月見の団子つくり。
歳時記がこうも気になるのは、長く海外に暮らしたからばかりじゃなく、やはり自分も年を重ねたからなのでしょうね。
 店先に並ぶかぼちゃのお菓子には、ちっとも食指が動かないのに、あぁ、お団子が食べたいなって。
美しい自然がたくさんある日本の秋の気配が、“よその国のかぼちゃお化け祭り”にとって代わられないように、もっと日本のお月見をアピールしなくちゃって思うの。

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今年の中秋の名月は9月27日だそうです。
旧暦の8月15日にあたりますが、一年で一番月が美しい季節だとかで、「月」をめでるのは、日本と中国、韓国、インドなどだけらしい・・・。「月が美しい」という感性のある国に生まれたことを誇らなければね。
そうそう、インドでは、デワリ(ヒンズー教徒のお正月)の前にKarva Chautというお月さまに願をかけるロマンチックなお祭りがあったのでした。
既婚の女性が断食をして、この期間は針も持たず、水に映る満月をめでて願をかけ、夫の無病息災を願うという美しい女性のお祭りね。

 フラワーアレンジメントの先生がお見えになったので、私も飛び入り参加させていただきました。
月に見たてた金色の花器に、秋のお花を。まだ花屋にも、河原の土手にもススキがみつかりませんようで。
小さなうさぎさんが見えるかしら…?

 お団子は白玉粉300gに、絹ごし豆腐を一丁(300g)。1:1で混ぜ合わせ、固ければちょっと水を足してよくこねて沸騰したお湯で茹でて、浮いてきたら出来上がり。
十五夜だから、15個で。一番下は9個、4個、1個と順に積んで。
十五夜だから一寸五分の4センチ玉らしいけど、今日は一口サイズのピンポン玉くらいに丸めました。
三温糖と醤油も同量に、固めの片栗粉でとろみをつけてみたらし団子に。
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 真っ白なお団子だけでは、不祝儀になると、ひとつだけ黄色の満月色に。
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かぼちゃを茹でて裏ごしたものを混ぜ込んでいます。

 さぁ、今年の中秋の名月、27日は晴れるかなぁ。
おとなの林間学校3日目は、お団子作りで終えました。



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by jetwife | 2015-09-25 18:58 | Discover JAPAN

おとなの林間学校 ~里山農家合宿 2日目~

 日本の自然がこんなに美しく、それもわが身のすぐそばにあることに今更ながら気がつくのは、やっぱり長い海外生活のせいだと思います。
 色づく葉や、そよぐ風、実りの様子をカメラ片手に秋の早朝にさんぽするのは、とっても楽しいの。
上手に、思うように写真が撮れた時はもっと嬉しい。まさに“小さい秋みつけさんぽ”です。

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もうすっかり秋です。

林間学校2日目。



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by jetwife | 2015-09-24 18:45 | Discover JAPAN

おとなの林間学校 ~里山農家合宿 1日目~

 去年の9月から、おじゃまさせていただいている東京郊外の何代も続く古い農家の「おうちの再生プロジェクト」。
住まいの方は、かなり前に片づけも終わりましたが、なぜか延長戦に、和風ガーデニングをすることに…。
(今年のおとな夏休みの様子は、こちら→★
この夏には、長いこと泥に埋まっていた蹲(つくばい)や、裏庭に打ち捨てられた石臼を掘り返し、庭を好きにデザインしていいからと言われたのをいいことに、和の庭ガーデニングを楽しませてもらっています。

 この家の人が植えた夏野菜の収穫も終わり、盛夏の花々も終焉を迎えたので、思い切って秋の野草を中心に、秋植え球根をたっぷりと植え付けるという楽しい土いじりの時間を過ごしました。
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最後の実り、ゴーヤたち。
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近隣の農家の秋の実り。
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大好きな土いじりも、自分の家は思うようにはいかず(いまだに転勤族の足を洗えず…)、じっくり大地とむきあうことが叶いません。いつになったら、津端修一さん、英子さん(愛知県春日井市に暮らす80代の老夫婦)のような自給自足生活ができるのか?
ちょっと前からいろいろ雑誌や媒体に取り上げられていて、何を隠そう津端夫妻は理想の老後なのだ。

 今回は、シモツケや紫式部、赤実南天や、ホトトギスという和の山野草。
それに日本水仙や、ムスカリ、原種にこだわったチューリップの球根をたっぷり80個ほども。
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 腐葉土や牛フン、夏草のにおいが、たまらなく愛おしいいのは私だけね。
おいおい、わたしを殴ろうとでも、おもっているのかい?カマキリも登場。
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春になるのが待ちどうしい。大きな庭を持つ人は、その維持に苦しみ嘆くのだけど、持てない人はその贅沢さを羨ましく思う。そんな需要と供給がうまくいってこうして庭の手伝いをさせてもらっている。

東京から電車で1時間ほどで、近隣の農家はほとんどが兼業農家。里山がどんどんなくなっていくのが寂しいと思うのは、都会人の勝手なエゴだと思いながらも、早朝の散歩で手折った田んぼのあぜ道の花々を小さく部屋に活けてみては、そんなことも楽しいのよ。

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お花屋さんでは買えない野の花。ネコジャラシ、ニラバナ、ヤマハッカ、カヤ、山ブドウ…。

老後の自給自足家庭菜園生活の予行練習。
おとな林間学校一日目。



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by jetwife | 2015-09-23 18:16 | Discover JAPAN

会津行き ~お盆を田舎で過ごす~

 私の両親が亡くなってからは、私が墓守娘なので、実家のお盆の取り仕切りは自分でしなければなりません。

でも夫の母の実家は、いまだにあって、これすごく羨ましい。
義母にそう言ったら、「ここに帰るとくつろいじゃって私は何もしないのよ。」と
まるで娘時代にかえって、枝豆でビールを飲んでくつろいでいました。そういうところがある人が本当にうらやましいわ。
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 義母とその大姉と、妹で。80歳代の三姉妹を連れて会津の温泉へ。
夫の退職祝いにいただいた旅行券で、お世話になった母と叔母への感謝の温泉旅行。

 それでも田舎は、忙しくお盆の支度を仕上げなくてはならず、温泉の前には、お墓参りも欠かせないのね。
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盆花の女郎花(おみなえし)や、みそはぎに秋の気配も感じる福島のお盆です。

 復興後の進捗はなかなか進まないし、老人ばかりになった町、お寺にもお墓にもお年寄りだけが目立ちます。それでも若い世代が帰省してきて、ほんの少し町が活気づいたかな?
須賀川名物の「くまだパン」。まだ後継者がいるようです。消えないでほしい地元のお菓子屋さん。
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 福島県須賀川市は、ぼたんとウルトラマンの町。100万光年の姉妹都市だそうですよ。
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 地震に耐えた、こんないい感じの水路と水車。
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その向こうには無縁仏の倒れたままの墓石や、灯篭もいっぱいそのままになっていましたけど。
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 とっても元気な88歳、85歳、80歳のばーちゃんずと、朝寝、朝酒、朝風呂の温泉と日本のお盆を楽しんできました。
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庄助の宿、滝の湯にて。
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会津磐梯山。



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by jetwife | 2015-08-15 10:04 | Discover JAPAN

おとなの夏休み 農家体験2  ~美味しものを少し~

 農家の人って、朝早く畑や田んぼに出たら、日が高くなる9時ごろには戻ってお家で夕方まで過ごすんですって。
そうですよね?こんなに暑くちゃ涼のあるうちに仕事を終えるのが賢明ですもの。

 わたしは、のんびり日中は、好きな料理をして過ごしていました。
午前中に昼ご飯も、夕飯の下ごしらえもしてしまいます。
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 ランチ兼お夕飯。
畑のお野菜を無駄なく使う献立を…。竹かごのお弁当箱にアレンジしてみる。
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一株だけこぼれ種で育った畑の赤紫蘇で、赤紫蘇ジュースを作りました。
(レシピは友人のブログを参考にっさせていただきました。)
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竹林の向こうにはお稲荷さんのお社。本当に古い歴史あるお家なんですよね。
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縁側の夕涼みの風景。
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「あぁ、ニッポンの夏、〇〇の夏」っていうCMあったけど日本の夏の情景がそのままね。
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 蝉の抜け殻、井戸水で冷やすスイカ、日よけの簾(すだれ)、日向の水の熱さや、木陰をわたる風の涼しさ、夕暮れのひぐらし、蚊取り線香…。
都会では味わえない夏の小さな風物に目をむけてみるといいもんですね。

昨日行った美容院のお兄さんとそんな話をしていたら、
「僕もお盆に父の田舎に帰ります。
そうだ!竹林の竹を切って流しそうめんしようかな?
イベントでもして年寄りと遊ばなくちゃ!
青竹の蕎麦ちょこ作ったりしてさぁ。」
…なんていう相談で盛り上がりました。

 昨日のブログを見た友人からは、今度一緒に行きたいという物好きさんとか、鍵コメさんからもとっても「楽しそうだ!」とコメントをもらいました。
そうなのよ、上げ膳、据え膳の夏の旅も楽しいけど、こんなちょっと昔の日本の夏をとりもどす「おとなの夏休み」も楽しいかなと思うのよ。



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by jetwife | 2015-07-30 09:03 | Discover JAPAN

おとなの夏休み 農家体験1 ~和風の庭と蹲(つくばい)~

 鎌倉時代から30代も続く豪農の家。
縁あって昨年から、住み主をなくした母屋の片づけ、内装リフォームの相談、和風インテリアのしつらえ、庭などの再生を手伝っています。
過去にも仕事で古民家や蔵の片づけはしたことがあるのだけど、今回は全くのプライベート。
持ち主からは、「好きにやっていいよ。」と言われ、いつもどおり新しいことへの好奇心を掻き立てられ、喜び勇んで古い道具や、蔵にある昔の農道具などにも心躍らせ時間を見つけては通っています。 

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 夏の農家の仕事は日の出ともに…。
今回は、和風のガーデニング。やるとなったらトコトンのわたし。今回も「和の庭の本」を数冊読み漁りました。蹲(つくばい)を配置して和の庭を造るのが目的で2泊3日の泊まり込みです。
まだ朝明けきらない4時には起きて身支度して、日の高くなり始める8時ごろまでが夏の作業の時間。
朝日が昇ると一斉にアブラゼミが鳴き出すのを合図に仕事を終えます。
遅い朝食をたっぷり摂ったら、日中はゴロゴロしなくちゃねぇ。(熱中症対策です)

 枯れかかった松の木が、なんとか剪定のおかげで緑を吹き替えし、忘れられた灯篭とのコントラストを呼び覚ますためにもと、長年、土が入れられ放置されていた蹲(つくばい)を洗い、渾身の力を込めて運び入れました。

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 大風で被害を受けて、落ちて割れた立派な瓦を、、先日みたレストランの庭の風景を参考に敷き、蔵跡の草むらに打ち捨てられていた石臼(たぶん、蕎麦かお茶のための石臼)を飛び石にして。

参考にした酒蔵レストランの瓦の小道。
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 蹲のしつらえを調べては、ホームセンターで玉砂利を買い求めて埋めていきます。
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竹林から切り出した青竹。
竹をのこぎりで切るのも初めてですが、やれば何とかなるものねぇ。
大きなくぎ抜きを青竹の筒に落として、竹の節を抜きました。(さすがに農家だけあって工具や道具には、事欠かないの)
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 ホースで近くまで水をひき、将来はテッセンかクレマチスを這わせようと青竹の生け垣を四ツ目で網んで立ててみました。棕櫚縄(しゅろなわ)の結びも初めての体験だけど、楽しかったよぉ。

はい、こちらが完成した蹲の庭。
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 嬉しいことに、翌朝には小さな訪問者が早速の水浴びに来てくれて…。
和むわぁ~。
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 今はインターネットで何でも調べられるので、蹲のデザイン、青竹の扱いかた、棕櫚縄の結び方や、場玉砂利のひき方、瓦の敷方…。何でもわかっちゃう。
初めてだったけどできちゃうものなのねぇ~。秋になったら和の植栽や、秋植えの球根も植えたいです。

この庭を見ながら縁側でスイカをかじるのを目標に、2日かかりの作業でした。

おとなの夏休みのなんちゃって農家体験は明日へつづく…。
 


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by jetwife | 2015-07-29 09:56 | Discover JAPAN

窯元めぐり(6) ぎやまん陶 岐阜県土岐市小兵

 月に一度、窯元直売でお店を開くと言われて、美濃焼の町、岐阜県土岐市へ。
目指すは、美濃焼の美しさにガラスの釉薬、漆のような輝きのある、それはそれは美しい「ぎやまん陶」の小兵さん

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 多治見の陶器市、井筒で初めて目にした美しすぎる飴釉や茄子紺といわれるジャパン・ブルーのお皿にすっかり魅せられ、都内や、取扱いの店を巡っては、ため息をついていました。

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海外に暮らす娘が、
「お母さんにもらったタイのセラドンの大鉢が割れちゃってね。変わりはないかなぁ、できれば土もので」と言われて、この茄子紺のぎやまん陶のことを書き送ったら、「わぁ、是非」との返事。

 名古屋に暮らす転勤妻の友人からも推薦されていた窯元なのです。電車ではアクセスが悪くて、夫の運転でドライブです。近いのね、40分ほどで到着。

 美濃焼の里にあるカネコ小兵さんは、4代目の歴史のある窯元さん。
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日常使いのできる器、日々の暮らしでじゃぶじゃぶ使える器作りがコンセプト。
商標登録のカロリー茶わんとか、キッチンツールにも力を入れていて、そのデザインもとっても洗礼されています。
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なかでも、この菊型にピカピカのガラスの釉がそれはそれは美しい。
 なんとパリのディオールでも売られていて、ベルサイユ宮殿のドンペリの晩さん会ではデザート皿として使われるほどのもの。でもね、コスパはとっても嬉しいお値段です。詳しくはこちらの記事で→★

 これを長年の研究で製作した社長さんと、ちょこっと立ち話。
もともと小兵さんはたくさんの徳利を作っていたんだとか、今もお玄関にはこんな徳利が…。
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なんどもなんども失敗したそうですが、土岐の里山で生まれた「ぎやまん陶」は、シャンデリアの光を受けて美しく輝くしかけで、そんな演出も心憎いの。まるで光の金箔を纏ったかのように見えるんですもの。
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 娘と我が家用に9寸の大皿を。シフォンケーキを置いてパウダーシュガー振りたいです。
大鉢には、リンカという粉引の花びら模様の鉢を買い求めました。

 夫はいつもこういう時は、蕎麦猪口か、ぐい飲み。飴釉のぐい飲みを自分用に。
我が家の食器棚は、このところ洋食器や、磁器のホワイトものはどんどん手放し、The Japanな土ものに変化を遂げてます。

 いつものことながら、ビジネス目線で、日本のいいものをうまく発信して世界のマーケットに挑む、その経営戦術にもちょっと興味を感じながら、日本のこういうおもてなし文化を、見て回るのは楽しいわねと夫とそんなことも話ながらショート・ドライブ楽しみました。




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by jetwife | 2015-06-07 08:49 | Discover JAPAN

窯元めぐり(5) 瀬戸市赤津窯の里めぐり

 東海地方に暮らすようになって、窯元、産地が近いから、すっかり焼き物に魅せられています。
今日は、黄瀬戸、織部がたくさん作られている瀬戸市赤津の窯元の里をめぐってみました。
 赤津の焼きものは、徳川家康が名古屋開府に合わせて窯屋を呼び戻して瀬戸焼きの復興をしたところらしく。主に茶の湯の道具や、当時の作風をそのままにした窯が多いとかで・・・。

 尾張瀬戸駅から、一時間に1本のバスで、里山と呼ばれるようなのどかな山村の窯業の歴史ある地域です。
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 そして今回の目的は、近頃気になって仕方がない「苔」と「苔玉」、「ミニ盆栽」も合わせて知りたくて。
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苔の造園家さん「庭や 六点」さんも店を出すとあって、こちらも観てきました。

 今日は、写真がいっぱいなんで、説明はなくてもいいね。
焼き物を窯で焼くときに間に挟む「えんごろ」を積んだ生垣。こういうのを見るだけでワクワク。
春の草花に覆われて、日本の日常の暮らしの美しさを垣間見ます。
立日窯 菊陶園さん。
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瀬戸市の造園、庭や 六点さんの見事な苔。
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たまりませんねぇ~って、ことで植木屋の店主さんにまさに根掘り、葉ほりの質問攻め。
丁寧に説明してくださって、さっそく苔を買い求めてきました。
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 窯元さんのご子息(小学生)が、棕櫚(シュロ)の葉で、見事にカタツムリやら、バッタやら、カマキリやらを制作していて、鉢植えにポンと置く。
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こんなに小さいときから植物に自然に触れて育ったら、さぞかしすごいGreen Sam(緑の指を持つ園芸家)や、陶芸家になるだろうなぁと、ひたすら器用さに感心してしまう。
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シュロってどんな植物だっけって、思わず聞いてしまったら、よくみかける大うちわのような葉っぱでした。

山間の窯業の村里には、あちこちに美しい日本の営みがあって愛おしい。
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屋根瓦が、植栽にこんな風に生かされているのをよく目にします。昔は観えなかった日本人の暮らしの工夫が、今は良く観えるようになってきたな。
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春の窯元巡りはこれで、だいたいおしまいに。
 苔のうんちくを知ったので、またまた図書館で「苔」の本を借りこんで、シャベル持ってご近所で、苔の採集に楽しみを見いだしてしまっています。
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 苔は根っこから水を吸わずに、朝露がふんわり落ちたらそれが成長のもとなんだとか。
朝起きて、霧吹きでふんわりと水をやると、さぁ~っと黄緑を見事に開いてふんわり膨らむ様が、あまりに可愛くてすっかり、「苔の世界」に魅せられています。
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 苔育てのための、小さな、小さな焼き物の鉢を買ってきました。1000円でもおつりが来たぞ。
立日窯 菊陶園さんと、喜多窯 霞仙さんの作。
日本に戻って、再び小さな「日本の美しさ」に開眼しています。

 ガーデンニングや、洋食器も大好きだった若いころから、ちょっと大人になったかなというか、うん歳をとったんだよね。
こういうことが素敵に観えるようになったってことは…。



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by jetwife | 2015-05-10 10:13 | Discover JAPAN

窯元めぐり 益子陶器市

 日本に帰国したら絶対行くぞ!って思っていた念願の益子陶器市
益子焼っていうか、濱田庄司焼っていうよりも、若手の作家さんがたくさん集まるテントを中心に見て回りたくて…。常設の共販センターや、取次店には目もくれず、臨時のテントで、作家さんたちと生で会話を楽しみながらの器選びです。

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 今回の目的は、我が家の長さ2メートル幅1メートルのDining tableのセンターに置きたいオブジェにもなってくれる大皿を探しに。軍資金は1万円ぽっきり!

 濱田庄司については、図書館でたっぷり読んできたのですけど、いちおう濱田庄司記念 益子参考館から登り窯をみてテントへ移動です。
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500テントも出てましたぁ~。

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 お目当ての大皿。
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前田美絵さんのもので、直径28センチ、高さ7.5センチ。埼玉の作家さん。
ろくろ回しでできた波紋に緑の釉薬がなんともお上品です。(わたしが選んだ理由)
もちろん使うためなので、季節のフルーツをもったり、たっぷりとサラダにも。
食器じゃないときは、お水をはって花びら浮かべたり、つる草を活けたりしたいです。

 こちらは、鈴木道之さん。福島の作家さん。
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水玉と柿色の変形の片口。
 しば漬けや、お漬物、煮豆なんかを盛り付けたら美味しそうかなって。

 作家さんのお名前聞き忘れました。
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典型的な片口フォルムです。
枝豆とか、肉じゃがとか、煮物を中心に盛りたいです。

 これはジャズを聴きながら焼酎や水割りを楽しむために。
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寺田昭洋さんのとってもシックで大人っぽい作風にガーンっと来ました。千葉県富津町で陶作されてます。
なんと吉祥寺の大正通りのモノギャラリーで、毎年個展があるとかで、あらぁ、なんだか長いお付き合いになってしまいそうな好みの器です。

 いろいろな窯元を巡るうちに、日本の伝統焼き物の手法がベースにあるけど、焼き物の里、その土地の特色のものだけに限らない一点ものっていう器が楽しくてたまりません。作り手の顔を知るのも楽しいし。
益子は、昭和になってから民藝運動の影響から濱田庄司が中心となって栄えてきた陶器の町なので、いままで見てきた東海地方の器とは、趣向がまったく違います。そんなこともあって若手作家のモノだけを見て歩いてきました。

 食べるは毎日3回の楽しみごと。その楽しみが倍増される器。
若手の作家さんたちには、「どこどこの社員食堂さんに使ってもらってます。」なんていう方もいたらして、食べること大事にしている人や、働く人の胃袋支えてるんだなって思うと、ちょっとほっこりして、なごんじゃうのでした。

 ちょっぴり(総額で1050円ほど)予算オーバーしたけど、いいお買いものができましたね。
作家さんたちとの会話から、この方、シェフか、板前さん、お料理の先生かな?て思う人もたくさんみかけて、みんな真剣に選んでました。
これはおまけ。
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こっちは花活けようにこんな剣山を買い求めました。

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 今は事前にネットでいろいろ調べられていいのねぇ。益子陶器市(こちらから→★
5800円の新宿発、益子滞在5時間の楽ちんバスツアーを利用。GW中ですが平日だあったから渋滞知らずで陶器市も人手少な目でいい感じでした。
 あぁ~楽しかったなぁ。来週は春の窯元めぐりの締めで「赤津窯元めぐり」だよぉ。
来週も、お天気がいいといいなぁ。



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by jetwife | 2015-05-01 10:40 | Discover JAPAN

窯元めぐり(3) 瀬戸市春の陶祖祭 洞瀬戸本業窯

 名古屋・栄駅から、名鉄瀬戸線で30分、尾張瀬戸駅の瀬戸市春の陶祖祭りへ。
瀬戸物の「瀬戸市」は瀬戸内海に面した町だと長いこと思っていましたが、愛知県の山間でした。
焼きものに適する良い土があって、窯の燃料になる松の緑が豊か、瀬戸川に沿って開けた鎌倉・室町時代からの窯元があった町です。

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 加藤唐四郎や、加藤民吉という陶祖とよばれる名陶工の里。
駅周辺には、磁器も陶器も合わせての問屋や小売の店がお値打ちでテントを張って大バザールです。

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駅前の老舗の店の親父さんのうんちくを聞きながら、黄瀬戸、緑釉、三彩、染付、麦藁手などの講釈に耳を傾け…。うーん、お値打ちと言うけど私にはゼロが一つ多いお値段で、お店では見るだけね。

 街のあちこちには、陶芸を生業にしたい若手達の養成や、研修を担う美術館もあってそこもちょっと寄ってみて。
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 あいにくの小雨交じりで、駅周辺のバザールはにぎわっているけど、美術館や山間の窯はひっそり。
その方が私には心行くまで散策が楽しめて嬉しいけど。
今日の目当ては、黄瀬戸と呼ばれる古瀬戸です。できれば花入をと…。

 観光マップの一番の果てにあった窯垣(かまがき)と呼ばれる、窯のなかの仕切りや、棚板に使われた陶器で土止めをした崖が続く「窯垣の小径」を散策。その先にある「窯垣の小径資料館」でじっくり古瀬戸を観てみたかったんです。
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 まぁ、びっくり、タイルもこの地で、それもペルシャや欧州に輸出されていたらしく。
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蝙蝠のこの図柄はとても人気を博したのだとか。
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 最後にたどりついたのは、瀬戸本業窯。
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本業窯と言うのは、古来の陶器作りの窯元で、この窯元だけがちょっと瀬戸では異端児。
民藝運動のころに、柳宋悦や、バーナード・リーチ、益子焼の濱田庄司などの指導で、一度は傾いた窯を、六代目・水野半次郎が「民藝」の心、瀬戸本業の認識と強い意志で復活させて今に至るとか。
瀬戸本業窯 こちら→★

 黄瀬戸は、使い込むほどに色が濃くこっくりとなって50年物、100年物と色の違いも拝見。
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 白洲正子に作陶を依頼されて再現した麦藁手の片口などは、うっとりするほどの出来栄えで、こんなに山深く静かな小さな山村にある「日々の暮らし」の器の美に心打たれる思いでした。

 土産に買った瀬戸川饅頭と名のついた酒饅頭を、買い求めた黄瀬戸に盛って。
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 すっかり焼きものの虜になって、色々な美術書や、焼きものの本を読んだりして、一人遊びも楽しいねと思うことに…。散策から戻れば図書館の美術書の棚の前で、調べて知る楽しみもあるのだし。

 本当はちょっとがっくりすることもあって、このところ鬱っぽくもなって悶々とすることが多いのだけど、新緑の山里歩きは心洗われるわね。
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 次は、この先にある赤津の村里を訪ねてみたい。家康の命を受けて昨陶された名品が生まれた里なのだと、今日のボランティアさんに聞きました。

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 どこでも、こうして心温かいボランティアに迎えられて、新しい事を知る喜び。
美の壺じゃないけど、日本には、こうしてたくさんの素敵がある事の再発見にワクワクしています。

 わたしの食器棚の工業生産された磁器、ブランドの輸入食器がすっかり色褪せて見える今日この頃。
陶器店の親父さんが、「武骨で、形がいびつ、色もなんだか均一じゃないんだけど、そこに美しさが見届けられるようになる感性は、たくさんのモノを見てきた人、つまりは大人になった眼だけなんだよねぇ」と。
 そんな眼が、果たしてどのくらい育ったものか?
それを試したくて、焼きものの窯元巡りです。当分おひとりさまで楽しく遊べそうです。

今日の散策はこちらを参考にしました。
瀬戸散策絵地図 こちら→★
瀬戸市観光情報公式サイト 「せと まるっとミュージーアム



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by jetwife | 2015-04-19 19:23 | Discover JAPAN


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