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骸骨だらけ 死者の日のパン

 メキシコで一番盛大なお祭り。
死者の日 Dia del Muertos

 すごく日本のお盆ににていて、亡くなった人ために祭壇をつくったりします。
マリーゴールドで飾られた祭壇には、故人が好きだった食べ物や、たばこ、お酒を置き、ポートレートなんかも飾って、亡き人を悼む日。学校ならなくなった先生、レストランだったら創業者、個人の家なら最近亡くなった人・・・。
お墓参りにいって、お墓を飾って、夜中じゅう、どんちゃん騒ぎしたりして・・・。
骸骨の砂糖菓子や、死者の日の骸骨をかたどったお砂糖まぶしのパンもあるのよ。
メキシコ人の死生観を一番強くかんじる時です。

これ食べる砂糖骸骨。ご愁傷さまです。
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おされなパン屋さんのPan de Muerto
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今年は、Maqueで買ってみました。

 メキシコに来たばかりのことろは、土産物屋にならぶ骸骨人形のシュールさに、唖然としたし、
マヤ・アステカでの骸骨の石垣とかにも、なんとも言えない気味悪さを感じたけど、
ほれっ~!
もう2年近くいると、骸骨人形のCatrina(カテリーナ)も、ずいぶん魅力的にみえてくるもんなのね。

 去年は好奇心ムンムンで、Catrinaについて、あれこれ周りの人を質問攻めにしたら、
メキシコ人のお友達がプレゼントしてくれたポサダ(骸骨人形の考案者)の本。
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読めませんから、眺めてるだけ…。

明日は、ソカロ(中央広場)のOfrenda(お供え物祭壇)でも見学に行ってみたいです。
(これは、夫の予定しだいかなぁ? )
明日からメキシコは、死者の日の連休です。

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by jetwife | 2012-10-31 04:06 | メキシコボニータ

ハロウィンの小さき魔女たちへ

 メキシコはカソリックの国です。
ハロウィンは、もっとバージョンアップして、「死者の日」となって、お盆のような大きなお祭り。
今月に入ってから、街中のあちこちで、コスプレした骸骨がじゃんじゃん売られてます。

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 ハロウィン+死者の日で、魑魅魍魎の世界ですよ。
近所のお宅のディスプレイも、“ハロウィン”なのか?“死者の日”なのかよくわかりませ~ん。 

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 お家の門に飾られた手作りのディスプレイは、見て歩くだけでも楽しいよ~!
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去年はハロウィンをすっかり失念していて、大慌てしました。
去年の魔女たちの襲撃の様子は、こちら→

 今年はしっかり、お菓子の準備完了。
うちのマンションは、メキシコ人の子どもと、欧米人の子どもがいるので、賑やかです。

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 ♪ お菓子をくれなきゃ、いたずらするよ~!

はい、はい。

 ♪ お菓子をあげるから、写真撮らせてちょうだいねぇ~!

さぁ、どっからでもかかってきなさい!小さき魔女たち!!

2012、HAPPYハロウィン!

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by jetwife | 2012-10-30 09:28 | メキシコあれこれ

メキシコふれあい街歩き アレブリヘス

 メキシコにはた~くさんの民芸品(Artesanía アルテサニア)があります。
オアハカ地方の木工芸品(Madera)で
空想の動物をモチーフにしたAlebrijes(アレブリヘス)は、そのフォークアートの代表選手。
先住民インディヘナたちがイメージした動物に、派手な染色と文様をほどこした作品は、とっても綺麗です。

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 このアレブリヘスのコンテストが、毎年、死者の日を前にメキシコシティの目抜き通りのレフォルマ通りに展示されます。それもかなり巨大な作品。
 普通の民芸品は、手のひらに乗るサイズくらいから、子猫くらいまでですが、コンテストの作品は、こ~んなにでっかい。

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 本物のアレブリヘスは、木工の作品ですが、コンテストの作品は、張り子(Papel Mache)です。
去年は見損ねてしまいましたが、今年はちょうど通りかかって見る事が出来ました。
お天気がいいので雨にぬれる心配もなく、屋外展示です。

 世界中の駐妻生活ブログの記事に、秋の収穫祭や、ハローウィンの準備がアップされていて、どの国も秋のイベントは目白押しなんだなぁと思って拝見しています。

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 フィエスタ(お祭り)が大好きなメキシコ人。
ハローウィンの欧米志向の商戦もデパートやスーパーマーケットでは繰り広げらられていますが、
11月1日の死者の日(Dia de los Muertos)のほうが、もっと、もっと待ちどうしいみたい。

 マリゴールドのオレンジ色と、むらさきが、この日のイベントカラー。
 まちのあちこちに「オレンジ×むらさき」のデコレーションが目立つようになりました。


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by jetwife | 2012-10-30 01:44 | ふれあい街歩き

アラフィフ親父の飲み会は、昭和ごはん

 昨夜の夜中に、冬時間になったので、1時間、のんびりとお寝坊して目覚めました。
得した気分で冬時間スタートのメキシコです。

 アラフィフ限定、単身赴任のおじさまがたとの飲み会です。

おもてなしというほどじゃありませんが、お料理はどっぷり昭和の味を再現してみました。
最近、こういうのに凝ってます。、私の30年前の家計簿にある食事メモや、日記にある献立の再現シリーズ。

 母の遺したレトロな「昭和のキッチン用品」でつくる昭和の味。
沢村貞子か、辰巳芳子みたいじゃない?

アルマイトの鍋で煮る、油揚げの袋煮。
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70年使いこんだすり鉢と、短くなった山椒のすりこぎでつくる白和え。
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雪平鍋で煮る筍の削り鰹の含め煮。
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青いふちのホウロウのバットに並ぶ、自家製厚揚げ。
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みんな昭和の食卓にかかせなかった道具と、お料理です。
すずきの漁師漬け(カルパッチョとは言わないわね)、塩糀漬けのウズラの卵、出汁巻き卵、空豆の塩ゆで、きんぴらごぼう、きゅうりの胡麻酢和え、けんちん汁・・・。

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 まだ誰もが貧しくて、でも三丁目の夕日みたいに未来が明るかった昭和30-40年代。
努力すれば、がんばれば大丈夫と疑わなかった青春時代。
携帯電話も、メールもない時の青春の恋愛模様。

 若い世代のための話題つくりに無理することがないから、アラフィフだけとなると、もう完全に昭和回顧録。
泉麻人に負けない、「昭和親父ギャグ」連発でもぜーんぜん、しらけません。
そんな、わかりあえるアラフィフの話題に、お腹を抱えて大笑いしながら、楽しい飲み会になりました。

毎週末のお家で飲み会が定例化してきたぞ。

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by jetwife | 2012-10-29 02:44 | メキシコの美味しい

たまに愚痴の続き 辛抱の生活

 愚痴をこぼすとアクセスが急増してしまう私のグログ・・・。(汗)
こちらが、アクセス急増の詳細記事でございます→いつもの4倍ってどうこれ?

「なんなら、代わりに買ってきましょうか?」といいうお申し出まで頂いて恐縮しましたが、
懸案のスイッチプレートの交換、あれからの2週間。
必殺隠ワザのメイドさん大作戦ののち、本日無事、1年ぶりに夫用のバスルームのシーリングライト&壁のライトが点きました。

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 これしきの交換交渉に一月だったねぇ。
辛抱強かったとしか言いようがないが・・・。

先日、新しい部品が来ましたといいましたが、やっぱりあれではダメでした。
数時間待って修理のお兄ちゃんが交換するも、この部品は前のと同じだといわれてしまう。
ほうれ、また違うじゃん!
懸案のパーツ番号の違いを再度、指摘するも水道屋のお兄ちゃんは、やっぱりというか、もう嫌なのか
「これに絶対間違いない」と言い張って交換には応じず。返金ももちろんしてくれません。
間違って買った部品の500ペソは泣き寝入り。

 次なる作戦は、メイドさんにパーツを買ってきてもらうという作戦に。
彼女のご主人は自動車整備工と聞いているので、「これと同じものをお願いします」と500ペソを握らせて。
でも同じく500ペソだったから、価格は正当だったのだ。(ボラれていない?)

 翌週、メイドさんが、7件まわったけど、オフホワイトでこの品番はありませんよとの返事。
「いいの、マリアさん、他の色でも、たとえ黒でも、赤でも品番が同じならいい!」と言い放ち、
ふたたび買いに行ってもらう。
 2週間かかって、白い部品を探して着てくれて、昨日は修理工を待つものの見事に振られ、
本日、無事に交換が出来ましたよぉ。

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 真っ白のスイッチが、やけに目立ってますが、とりあえず用を足すので良しとして。
今回は、メイドさんに部品を探してもらうという=ショートカットを最初に思いつかなかった=自力で解決にはいたらないわけでしたが、とりあえず、夫頼み、不動産さん任せにはならなかったから良しとしよう。
 なんども取り付け工事にきた修理人さん、メイドさん他、チップは各方面に、かなりばらまく結果となりましたけどね。

 はい、これで一件落着。ちゃん、ちゃん!(手締め)
いまのところ、次のおうちの修繕はないので、しばらくストレス・フリー!

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by jetwife | 2012-10-28 06:08 | メキシコあれこれ

本格シーザーサラダを召し上がれ

 昔、植民地だった国ばかりに暮らしてきたので、
懐古主義で、ちょっとタカビーぽくて、嫌らしいのだけど、年季の入ったウエイターが、恭し~く給仕をしてくれるレストランで、コロニアル気分に浸る贅沢をするのが大好きです。

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 アジアのリゾート辺りでは、もうこういうスノップなことは倦厭でしょうが、メキシコには、まだそういうのが断然セレブには支持されているようで・・・。

これは、アシェンダスタイル(植民地時代の荘園スタイル)のレストラン。
世界のVIPや、日本の皇族たちの来墨でもご用達レストランのSan Angel Inn。
真っ白なお皿に、ブルーのハチドリのロゴは、このアシェンダの伝統的な文様。
カーテンやナプキン、クロスもこれです。
ホワイト×ブルーと古い家具がマッチして、シーリングのオレンジのランプがとてもノスタルジックです。
私はこういうコロニアル・スタイルが大好きです。本日もこのあと満席に。

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 本格シーザーサラダをつくる給仕のパフォーマンス。
前にもご紹介したように、シーザーサラダはメキシコのティファナが発祥地。

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 引用が長くなりますが、渡辺庸生氏の「魅力のメキシコ料理」によれば、
1925年、バハカリフォルニア半島の北、ティファナでその地のレストラン「Cesar」を経営していたイタリア人兄弟Alexと、Cesar Cardiniが、店のファンたちに熱望されて作ったのが最初とされています。
ドレッシングに選んだのは、オリーブオイル、ワイン、ビネガー、マスタード、塩、アンチョビ、卵黄、パルメザンチーズ、トーストしたパン、そして野菜はロメインレタス。
大きな木製のボールにロメインレタスをいれて、ひきたての黒コショウ、塩、オリーブオイル、削りたてのパルメザンチーズや、搾りたてのライム、ニンニクオイルをくぐらせたクルトンにアンテョビーペーストを塗って盛って・・・。ドレッシングの卵は、1分間だけ茹でた微半熟というこだわりがポイントとか。

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 今回も、1分茹でた卵をホークとスプーンに挟み、軽く割って白身を流して捨て、黄身だけをボールに流し込んでいました。
“お見事ですねぇ”というシーザーサラダのパフォーマンスでは絶対外せない、卵の黄身のとりだし方です。

 世界中に広がったメキシコ発祥のシーザーサラダ。
ブエン・プロベッチョ(美味しく召し上がれ!)というウエイターのサーブに、思わずにっこり、優雅にグラシャス!歳をとると、こういうシーンにも落ち着いて応じられることもあって、エレガントに振る舞えます。
ウエイターとの掛け合いも楽しいものですね。
それで、カメラを取り出し忘れて、シーザーサラダそのものの写真は撮り忘れました。

すっかり、塩野七重を気取ってエレガントなマダム気分。
ちょっと優雅な、シエスタ(昼食会)のワンシーンです。

San Angel Inn
インターナショナル料理のチョイスもいいですが、
できれば伝統的なメキシコ料理のほうがはずれません。
この店のフローズンマルガリータは有名。セビッチェ・ブランコ、モーレも是非お試しあれ

Diego Rivera No.50 (ディエゴとフリーダのアトリエの隣)
Col.San Angel
5616-1402 (要予約)
月~土 13:00-24:00
日 13:00-22:00

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by jetwife | 2012-10-27 00:17 | メキシコの美味しい

メキシコふれあい街歩き パーキングメーターとEcobici

 メキシコシティーの渋滞は、世界でも悪名高く、「メキシコシティは慢性渋滞」、「大気汚染とスモッグ最悪」とずーっとこの悪のレッテルがはられっぱなし。
邦人企業によっては、駐在員に「スモッグ休暇」を健康管理休暇にいれているほど。

 渋滞に加えて、交通ルールも悪くて、路上駐車もひどい・・・。
でもここ数カ月の間に、メキシコシティの中心部には、一夜のうちにものすごい数のパーキングメーターが設置されました。

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ちなみに違法の路上駐車には、近隣の困った住民の通報もあるし、レッカー移動もあります。

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新しいシステムですが、きちんとみんながルールを守ってパーキングメーターが作動し始めました。

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 白い白線内に車を止めて、最寄りのパーキングメーターにコインを投入して、フロントガラスの中に料金カードを置いておきます。料金は、1時間で10ペソ(60円くらい)
見周りもいるせいか、あれほど路上駐車が多かったうちの近所の住宅街には、白線の駐車スペースがぽっかり空くようになって、効果がでているようです。

 もうひとつ急速に進められているメキシコシティの交通プロジェクト。
Ecobiciというレンタ・サイクルシステムが導入されました。
 当初はソカロから、チャプルテペック公園までのレフォルマ通りに実験的に設置されていましたが、最近は、この公園の南北や、東西地域にも広がり、ポランコやデルバジェ、ローマあたりまでをカバーしています。

 こちらがEcobiciのスタンド。(ポランコのリンコン公園脇)
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登録カードをセンサーにかざすと、指定番号が表示され自転車のロックがはずれて乗れるようになります。
好きな次のスタンドまで乗っていき乗り捨てできるシステム。
どきどき、乗り捨てが多すぎる自転車スタンドから大きなトレイラーが自転車を回収して平均的に配置をし直しています。
Ecobiciの公式サイト→ (スタンドの設置マップはかなり広範囲に広がっています)

 実際のところ、渋滞を抜けてEcobiciに乗って移動するには、自転車優先道路があるわけじゃないので、レフォルマもポランコも中央分離帯の中の歩道を走るか、車道を走ることになって、なかなかデンジャレス。
でもこののYou Tubeのおじさんのようにヨガマットを積んだエコフェチを中心に利用者は増えているようす。
英語版なのでちょっと分かりやすいかな?



 動画には、日々のメキシコシティの渋滞の様子と、自転車道の整備の遅れがよくみてとれますが、今のメキシコ市長さんはこういう循環的な交通プロジェクトへの取り組みに熱心らしく・・・。
日曜日の利用が多いけど、おもにレジャーとしてかなぁ・・・。

永遠に繋がらないと思っていたペリフェリコも、高架はまだだけど、地下道は繋がりました。
来年の雨季までに、雨が降っても冠水しない高速道路の完成を目指してほしいところです。

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by jetwife | 2012-10-26 01:03 | ふれあい街歩き

金平糖の降るところ

 仕事で知り合った娘ほどに若い編集者さんが、
「今、ラテンに夢中なんです。メキシコにお住まいなんですよね。
あぁ~、とっても行きたいです中南米。
『金平糖の降ることろ』を読んでから、ずっと考えています・・・。」
と、ちょっと頬を紅潮さえせて言いました。

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 それならばと、購入したものの、本の好きな娘に先に読まれてしまい、私に回ってきたのはずいぶん後。
ようやく時間がとれて、読みかけを読了しました。久しぶりの江國ワールド。
 娘ほどの若い人たちと一緒に、同じ恋愛小説を読むのは、おもはゆくもあり。

 アルゼンチン、ブエノスアイレスの日系2世の姉妹、3世の娘が織りなすエキゾチックで濃密な恋愛。
姉妹の選んだ愛し方は、「男」を共有するというルール。
破たんしていくストーリーの展開は、わかっているのに、おもわず先を急ぎたくなる文体にぐいぐい引き込まれてしまいました。

 ブエノスアイレスに暮らしたことのある友人が、
「綿密な取材で、路地裏の描写まで正確で、でもなぜこの小説の舞台がブエノスアイレスなの?」
と言いました。
 日系社会に育つ、姉妹の恋愛のアイデンティティと困惑を描くなら、ロス生まれでもでも、サンパウロ生まれでも、ましてメキシコ生まれでもなく、イタリア系移民の多いブエノスアイレスだったのだと思います。
 サン=テクジュペリのアルゼンチンの愛人、ウルグアイの隠れリゾートの風、禁じられた遊び、血の滴るアルゼンチンステーキにたとえられる肉食系の姉妹、それに反したかのように草食系を偽るヨガのレッスン。
 そんな小説の舞台設定にひとつひとつ舌を巻きながら読み進んで、本日読了。

 中南米にいればこそわかるラテン気質と、情熱の痛いほど熱風と、日本人らしい秘め事との対比。
いつまでも「喧嘩と値引き交渉」までしかスペイン語が上達しないという日系1世の老親の暮らしぶりのいったんを垣間見て、うん、そうそう・・・と、筆者の取材力に感嘆するばかり。

 娘たちの世代(20代)に、どれだけこの恋愛小説がいいのかわからないけど、アラフォーには必読。
背筋が伸びる恋愛小説。きっと美しく愛したくなります。
恋人と過ごすカリブのビーチ・リゾートで読んだらいいかもなぁ。
 スコールのあとに香り立つジャスミンみたいな恋愛小説ね。
どうぞ、映画化だけはしないでね!と思います。

墨西哥文庫所蔵

金米糖の降るところ

江國 香織 / 小学館



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by jetwife | 2012-10-25 03:13 | 読んだ本

支倉焼 メキシコへ来たサムライ

 仙台からご出張でお見えになった方から、仙台銘菓「支倉焼 はせくらやき」をいただきました。
仙台と、メキシコ・アカプルコには遠い昔からの通商のつながりがあります。
メキシコへの手土産にと、この支倉焼をお土産にしてくださるお心使いは素晴らしい。
メキシコと仙台の関わりを、きちんと心得たビジネスマンだからのことでしょう。
 萩の月やずんだ餅じゃないところが・・・。

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 ざっくり、支倉常長のこと。

 時は徳川の時代に移りかけたばかり。
一人の下級武士が仙台藩伊達正宗の大命を受けてメキシコへやってきています。
その武士が支倉六右衛門(支倉常長 はせくらつねなが)。
当時、スペインの航海術、造船技術、金銀の精錬法に興味のあった徳川家康。
スペインとの交易をひとり先駆的に推し進めようとした伊達正宗。
日本へのキリスト教布教のために交錯するフランシスコ会と、イエズス会の対立。
そんな時代の変遷期に、仕えの身の支倉に突然沸き起こった、スペインとの通商交渉の大役。
 支倉の父は正宗に切腹を命ぜられ、領地も召し上げられた仙台藩にとっては、どうでもいい下級武士でした。
 でも、この大命に武士の意地を最後まで貫き、この務めが無事に終われば、先祖代々の領地もまた元に戻ることを夢見て、メキシコのアカプルコからメキシコシティを経由してベラクルスからスペインへ。
ローマ法王に謁見して、サムライの魂を捨て去り、キリスト教の洗礼まで受けるものの、スペイン政府は、この特使「支倉使節団」は日本の幕府や天皇からの派遣でないことから冷ややかな冷遇。
結局、通商は結べず、最後にはスペインを追放されるかたちで、マニラ経由でようやく帰国。
 帰国後も時代はキリシタン禁止、鎖国へと進み、支倉はキリシタンに改宗したお咎めから処刑されてしまいます。

 メキシコに縁あって住んだから、こんな侍がいたんだと、その足跡の資料を手にしてあれこれ読み漁りましたが、メキシコに縁がなければ、きっと知ることもなく・・・。
ソカロの5 de Mayoにあるタラベラの青タイルの館(今はSanborns)は、支倉が投宿したホテルだったところ。つい最近、マデロ通りのサン・フランシスコ教会から当時の使節団の洗礼の様子を描いた資料が発見されたことなどを聞いたばかりでした。

 支倉が乗船した港がある石巻市には、サン・ファン館(宮城県慶長使節船ミュージアム)という支倉が乗った当時の船が再現された資料館があります。
残念ながら先の東日本大震災で、ミュージアムは大きな被害を受けましたが、この船だけは奇跡的に難を逃れていました。
 今、この使節船をメキシコへ運び、メキシコ人への一般公開と、ミュージアムの再生プロジェクトが進められているそうです。
今年は、慶長使節400周年なのだそうで、この秋には関連のイベントがたくさん行われるそうです。

 私は墨西哥文庫にあるたくさんの支倉常長の資料のほかに、遠藤周作の「侍」(墨西哥文庫所蔵)という小説で、この支倉の不遇人生を読みました。
メキシコで仕事をする駐在員にも通じる思いをあちこちに感じながら、企業や組織のひとり、それを取り巻く経済や時代の波に翻弄されなばら自らの務めと、正義に生きる男の憂いをひしひしと感じながら。

 仙台からメキシコへ仕事で来た人が、この「支倉焼」を、まさに彼の思い詰めて、ふたたびこの地へ運び、今新しいビジネスをつないでいく想いが感じられます。
 このお菓子の会社のHPにはかれこれ50年も前から作られたお菓子とあります。

 そんなことに想いを馳せながら、お土産の支倉焼を美味しくただきました。

最近出版された関連本

政宗の夢常長の現―慶長使節四百年 (河北選書)

濱田直嗣 / 河北新報出版センター



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by jetwife | 2012-10-24 01:11 | メキシコを読む

もうじき冬時間 今朝の朝やけ

 今月末の土曜日には、メキシコも冬時間になります。
いまはまだ夜明けが遅くて、朝の7時半でも夜があけきりません。

 今朝の朝やけ。
月曜日の朝の空は綺麗です。

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 今週も、メキシコの秋の散策を楽しもうと思います。

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by jetwife | 2012-10-23 00:02 | メキシコあれこれ


駐在5都市目 アラフィフマダム Mexico暮らし


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