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ふたたびプエブラへ(2) Talavera焼きを探しに

 陶器の街プエブラ。

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スペインコロニアル時代、プエブラには、スペイン南部や、マジョルカ島からの移民が多かったこともあり、先住民のつくる陶器に、オスマントルコの影響を受けたアラベスク文様を施す技法が伝わり、数々の名窯があります。

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早速入ったお店では、アメリカ人のお客さんが、「新作のタイルが入ったのねぇ?」といって、タラベラ焼きのタイルをあれこれデザインしながら並べていました。
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タイルってこうやって並べる文様を楽しみながら選ぶんですねぇ~。(欲しくなる、欲しくなる!)

 メキシコのタラベラタイルのデザインのカタログや、並べた写真集をもっとみてみたくなりました。

 前回のプエブラ旅で、おおよその名窯元はみて歩き、4年間、じっくりメキシコのTalavera、タラベラ焼きを見てきたので、ちょと目が肥えてきたかなぁ~。

 メキシコで食器は買わない!って決めていましたが、どうしても欲しくなってしまい、今使っている真っ白な磁器のディナーセットは処分を前提に、ぽってりとした陶器、それもブルー×ホワイトにこだわって探しました。プレートは直径25センチ、ボウルは直径19センチ。
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 お値段の調査も怠りなく…。
欲しいのは、25センチのプレート(やや小さめのディナー皿)と、ボウルを6客、価格は日本円で2万円以内の予算。

老舗のURIARTEでは、2種類6セットで4000~5000ペソ以上。(4万円以上)
メキシコシティのシウタデラでは、お皿のフォルムの均一性や、厚みなど品質はグッとおちて、3000ペソほど。(2万4千円)
そして、プエブラだと、相当良いデザインと品質で2400ペソ!(1万9千円ほど)←値切ればもっと安くなる!

 プエブラのタラベラ焼きが集まるMercad el Parian(エルバリアン市場)周辺のセカンドを取り扱うタラベラ焼きのお店をじっくり端からみて歩きます。
欲しいデザインもおおむね決まっていたので、ブルー×ホワイト、シェル(涙のようなドロップの繋がりの模様)のボーダーで、できればブルーがやや薄く、線のタッチが細いもの、プレートは真っ平らでなくてややカーブがあってカレー皿にも使える事が条件。
そして、サンアンヘルの土産物ブティックでみてから気になっていた、淡い水色のボーダー入りであることも、大事な要素。

 10件ほどのお店で、ようやく見つけたのが、こちら。
ティーセット、ポットも全部欲しくなります。
6枚のお皿に、6このボウル、サルサボウルを1つつけてもらって、しっかり予算以内になりました。
フルセットは、とても買えないけど、このシリーズは、コーヒーカップや、ポットのフォルムもいい感じですねぇ。
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 いつものことながら、6セットを選ぶのに30枚くらいを見せてもらって、じっくり選びました。
お皿の大きさ、皿の丸みのカーブ、座り具合。ときどきがたがたするのもあるから....。
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手作りとはいえ、あまりにもひとつひとつの大きさが違い過ぎているのは、重ねて戸棚に収納する時にも困りますからね。

タラベラ焼きの老舗の店ならそんなことはないけれど、どうも誰もが知っているブランド品のシリーズものは、素朴な暖かさにかけるのだよねぇ~。

タラベラの特徴は、陶器であること。磁器ではないので、強度は低い。
先住民がもともと作っていたのはこういう陶器。
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この素焼きにうわぐすりをかけて絵を描くのです。
涙のようなドロップの文様が、ふっくらと浮きあがって、点字のようになっているのも特徴。
(いい感じに盛り上がっていないのは品質のグレードが落ちます。)

 実は、私のタラベラ焼きコレクションには名窯元のURIARTEが数点あります。
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これは、Medallon Morisco(メダジョン・モリスコ)と呼ばれるシリーズで、老舗のURIARTEの得意な黄色が入ったもの。日本の食器には、あまり黄色の染色はないので、ちょっと楽しいね。

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 これは毎日使いこんでいますが、陶器らしく、使うほどにカップの中側には、小さなクラック(ひび割れのような細い線)が入ってきて、そこにコーヒーや紅茶の渋で染まり、ちょと「萩焼」のように使い込むほどに味が出る良さがあります。
 実は、最初に買った2セットのうち、一つを割ってしまって、再度もうひとつを買い直しました。
同じシリーズですが、職人の手に寄って、ちょっとデザインが違うのがわかりますか?
URIALTEは世界的にも有名な老舗ですし、メキシコ国旗柄を模した晩さん会用の食器も作っています。
磁器の有名ブランド、マイセンやウエッジ・ウッドなら同じ手描きでもこれほどまでに、あきらかなデザインの違いは出ないでしょうけどが、そこはそれ。
一つとして同じモノはないという「メキシコ流のものづくり」のスタンス。そこが素朴なメキシコ陶器のよさだからね。

 そして、これはURIARTEの名工しか絵付けができないと言われている、Gloria(グロリア)というデザインのボウル。
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さしずめオールドノリタケみたいな感じでしょうか?
 
 実は、ポランコにもURIARTEの直営店があるので、こことサンアンヘルのブティックによく通って、買わないけど、タラベラ焼きのシリーズや特徴を聞いていました。
今回買ったブルー&ホワイトのこのセットは、老舗のお店のモノではありませんが、ちゃんと手作りタラベラのサイン入り。

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a0254243_914820.jpg メキシコ政府認定のプエブラの9つの名窯元のタラベラ焼きには「D04」という認証マークがあるけど、私は自分が気にいれば、そんなことはまったく関係ないのだ。

 メキシコ人のお宅に行くと、結婚祝いにいただいたというこうした素敵なタラベラ食器が壁に一面かかっていたりします。だからなのか?お皿には、かならず壁掛け用の小さな穴があいているのも特徴です。

 これは「り・り・りとMEXICO」のHIROKOさんからお聞きしたお店でかったタラベラピアス!(お土産用)
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 食器たちよ。
さぁ、本格的に好きな物だけに限定して、古いものは処分しなくては!
大好きなので、ついつい集め過ぎるのがねぇ~。

 そしてタイルたち。
うーん!もう一度プエブラ行きたいですぅ~
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プエブラのタラベラ焼きの店
Exclusiva loza de Talavera "El TIBOR"
6 Norte Local6 Puebla
22-2232-8475

URIARTE プエブラの老舗の名窯元 Planco店
http://www.uriartetalavera.com.mx/
ここのHPでカタログをみるのが大好きです。
Galileo 67A Col.Planco
55-5280-0635

メキシコ政府認定の「D04」の窯元は以下の9つ。
Talavera Uriarte, Talavera La Reyna, Talavera Armando, Talavera Celia, Talavera Santa Catarina, Talavera de la Nueva España, Talavera de la Luz, Talavera de las Américas y Talavera Virgilio Pérez.

 おまけ
スモッグ休暇からの帰路、メキシコシティへ向かう道。

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乾季のピークで、砂埃とスモッグで視界がこんなに悪いのです。
ハカランダという藤色の美しい花が満開の頃、大気汚染もピークで、鼻炎のある人には辛い季節。
ここ数日、夕方になると20分程度だけど雹混じりの夕立が降ってくれます、でも焼け石に水。
6時間のプエブラ滞在くらいでは、鼻腔炎、喉の弱い人、気管支が弱い人には、まだまだ辛い辛い季節なのです。

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by jetwife | 2014-03-31 02:51 | メキシコの旅


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