アラフィフの大手入れ ~睡眠時無呼吸症候群1~

 しばらくぶりの更新です。
実は、お盆明けから、10日間ほど入院し、2度の手術を受けていました。

 昨年は、白内障の手術に加え、瞼の下垂形成手術も受け(その時の報告はこちら→★、なんだか、アンチエイジングって美容だけじゃないなぁ~って辛くなる今日この頃です。

仕事関係の方々へは、入院日程はかなり早くから決まっていたので、早めにご連絡をし、優秀なスタッフたちが、その間のフォローも万全にしてくれて、「安心して仕事を休める。」という環境にあったのは本当にありがたいことです。

 プライベートな友人知人には、しばらく断食道場へみたいなことを告げてSNSからもフェードアウトしていましたので、新たに知った方は、びっくりした人もいたみたい。
「いったい、どうしたの?」って、日ごろの無沙汰を顧みず、(やっぱり人の不幸は蜜の味だよね?苦笑)と思うほどたくさんのメッセージ頂いたので、ちょっとここにご報告ね。
 あぁ、でもみなさん、本当に心配して、優しいお励ましや楽しいお見舞いメッセージもたくさんいただいて。
入院中もたくさん笑わせていただけたのは、感謝に耐えません。こういうのが、本当にうれしかったです。ありがとうございました。

 今回の手術は、睡眠時無呼吸症候群になってしまった私の根治のケア。
21世紀の現代人病と呼ばれる先進国ならではの病だとかで、最初に検査で受診した呼吸・いびき外来には、巨漢の男性ばっかりで、”場違いすぎる!”と、おののきましたが、私のように、女性で中肉(肥満じゃない)人も稀に起きることがあるとかで・・・。

 入院したのは、名古屋の病院。
病院の食事は最初から期待していなかったけど、11日間、ほぼ絶食。
壮絶な痛みでほとんど飲めないし、食べられず。でも痛さが勝っているときって不思議と空腹感じないし、点滴いっぱいしていたから水分は口から入らずとも大丈夫でしたね。

ただ毎食、出されるお味噌汁は具なしの八丁味噌でこれ、かなりきつかった。
八丁味噌は、嫌いじゃないのになぁと思いながらも、生まれながらに育ったお味噌の味に癒されたくて、退院して一番先に食べたかったのは、東京・田中屋の麦麹の白みそのお味噌汁。ようやく人心地つきました。

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 なんたって喉の手術というのは、手術の中でも一番つらいらしく…
断食道場状態で、体重は、一気に7キロ減。(退院時には2キロ回復)

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ほっぺは、腫れてホウレイ線は消えてなくなり、こういうアンチエイジングってどうよ?と自分で突っ込みを入れながら、今回の入院体制に、後方支援が万全だったダーリンに心から感謝しております。
 
今回の病状と手術にご興味があれば、下記に、今回の手術に至る経緯を、そして次回は、アラフィフのクオリティ ライフについて思ったこと感じたことをアップしておこうと思います。




【自覚症状から受診まで】

 思い起こせばという自覚症状が出始めたのは、2年前のメキシコシティです。
標高2200メートルで高地、空気が薄いので睡眠時の呼吸も浅くて…とは聞いていたのだけど、
夜、寝ていて喉がきゅっと締め付けられて何度か目が覚める。
 長年の花粉症で鼻腔の通りは悪いけど、鼻が詰まっている感覚はないのに、口呼吸したと思える朝の口のひどい渇きと舌の乾いた痛さ。

 これが、私の最初の自覚症状でした。
昨年帰国して、酸素の薄さから改善されたはずの睡眠時の環境なのに、症状はなくならず、夜中に3~4回は目が覚める。そのたびにトイレにも行くようになって、この夜のトイレの回数の多さにも悩みが。
加えて夫からは、時々とてつもなく大きないびきをかいているよと初めて指摘されたのもこのころでした。

 どうもよく寝ていないなぁと、調べはじめたら、無呼吸が起きているような気がして思い切って「いびき・無呼吸」専門外来を受診。
主だった症状を伝えると、即日の検査入院を勧められ、一泊二日で呼吸、心電図、いびき、体の筋肉の状態など20個以上のモニターを付けての検査をしました。
そしてその結果から診断をうけたのが、閉塞性睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)でした。
それもかなり重症といいう結果。

【治療の開始】

 睡眠中に10秒以上呼吸が止まるのが無呼吸症候群。
主に肥満が原因で、喉についた脂肪が気道を圧迫して起きることが多く、男性の罹患者のほうが圧倒的に多いです。
無呼吸は、平常でもお酒を飲んだりすれば、一時間に5回くらいは普通に起きるというのですが、私の場合は1時間に43回。
1分以上の無呼吸が7回。酸素濃度も86まで下がる瞬間があってやや危険な状態。
ほぼ睡眠中は覚醒状態にあって、そのためにぐっすり寝ていればおきないはずの尿意も、覚醒状態が続くために夜中何度もトイレに行くことになったみたいだし、何よりも、ほとんどちゃんと寝れていない
毎晩、オールしているような感じで、寝ることのほうが疲れるような状態です。
 お医者様からは、日中眠くなりませんか?と聞かれたものの、たしかに昼寝をしても、夜も眠くなるので、たくさん寝ていて睡眠時間は長いですという返事をしたのでした。

最初から、治療は、きっぱり対処改善療法を薦められました。

このまま放置すれば、10年以内に心筋梗塞などの心疾患を起こす可能性が通常の人の10倍以上とのこと。
でも、近眼の人が良く見えるように眼鏡をかけるような改善の治療策。

寝ているときに、鼻腔から空気を圧力をかけて送り込み、気道を広げて呼吸を確保する方法です。
「Continuous Positive Airway Pressure」の頭文字をとって、「CPAP(シーパップ)療法:経鼻的持続陽圧呼吸療法」。はい、ここでひどく人生の絶望感を感じましたよ。落ち込みました。

 セレブが高酸素濃度のカプセルベッドに寝るのとはちょっと違い、ヘッドギアーつけて夜中じゅうスーハァーしなければなりません。この装着の不機嫌さを生涯続けていくのかということへの疑問がふつふつと。
 毎月5000円レンタル(保険診療外)のこの装置。
確かに優れもので、つけた日の翌日の元気さと言ったらびっくりです。
よく寝むれて疲労が回復された状態ってこんなにすがすがしいのかと驚きました。
午前中いっぱい重たかった頭が朝からすっきりしているし、何よりも夜中に一度も目が覚めない。
装着後は、無呼吸は、一時間当たり0.3回と劇的に改善されていたのです。
あんなに着け心地の悪い装置を付けているにもかかわらず熟睡できるということは!

 ひと月だけは、なんとか装置になれていこうと努力はしたんですが…。

【セカンドオピニオンと、手術まで】
 
 それでも病気は治ったわけではありません。
近眼にメガネといわれればそうかと思うけど、もしも根本的な原因が取り除けるなら、排除してなるべく自然に生きていたい。旅行や出張の不便さ(シーパップの機械はティッシュペーパーボックス程度の大きさでまだポータブルとはいいがたく)、睡眠時に起きる症状なので、原則全睡眠の7割以上に装着が必要。もちろん昼寝でも。ヘッドギアーの髪の毛が蒸れる感じも本当に不機嫌になる。

確かに、この不機嫌になる装置そのものに悪態をついて、病院の受付では、先月のデータ(シーパップにはSIMカードが装填されていて、一月分の呼吸の状態が記録されている)を、看護婦さんに渡しながら、いちゃもんと不機嫌さをぶつけているデブなおじさんを何人も目撃。
なれない装置はかえってストレスを生みますからね。

 何とかならないかと耳鼻科での無呼吸症候群の再受診をしました。

今までの経緯を説明し、症状の起きる原因を突き止める。
私の場合、原因は、人並み以上に大きい扁桃腺肥大、喉ちんこの肥大(でも、これが感染症や発熱で腫れることはほどんどない)のために、喉の閉塞が起きていること。

もう一つ、夜横になって寝た時の気道確保には、喉以上に重要な鼻腔。
40年来の花粉症で鼻腔が炎症を繰り返すことによってすっかり肥大してしまっていたことによります。
なんたって春と秋の年二回の重篤な花粉症患者。
鼻腔の空気の通りの診断では、たったの3%というほどの詰まりよう。(100が最高点)
ヨガのクラスで、鼻呼吸と言われてしばしば息が苦しくなるのはこのせいだったことに、今更気が付いたのでした。ちっとも有酸素運動になっていないわけね。

 耳鼻科の先生は、総合的な要因が絡まるので、扁桃腺や鼻腔の肥大を取り除いたからといってすぐに改善される状態になるとはいいがたいですよという診断。また加齢によって症状が進む場合もあるしと。
それでも、シーパップの装置がはずれ、マウスピースくらいの装着で、自呼吸が確保できたらと思いで、今回の手術となりました。

 手術はどうせなら、喉と鼻の二か所を一緒にという大変なものに!名古屋の某大学病院で行いました。

・両口蓋扁桃摘出手術、軟口蓋咽頭形成術(喉の扁桃腺を切り、喉ちんこ切除して喉を広げる)
・鼻中隔湾曲矯正術、鼻粘膜焼灼術 (鼻の鼻腔の軟骨を取り除き厚くなった粘膜を切除し、電気メスで焼灼する)

 2度の全身麻酔の手術は、どちらも1時間半くらい。
でもどちらも術後の痛みは、そうとう酷くて、時間がまさに薬。徐々に回復するとはいえ、10日間はほぼ何も食べられず、呼吸もままならず、眠れず…。
仕事や家庭を持つ人には、回復にまでそうとう時間もかかるのがねぇ。
無呼吸症候群の根治療法でこれに取り組みたいと思う人が少ないのもよくわかるのでした。

入院中のわたし。
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おちゃらけ息子が「マキバオーにそっくりだな」ってメッセージをよこしました。
こういう励ましにも癒されるわ。
 
一応報告はこんな感じ。
あしたは入院中に考えたことや、その後のことを書いてみます。
長らく、お付き合いいただいてありがとうございました。



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by jetwife | 2015-09-02 12:05 | アラフィフのつぶやき


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